親会社のグッドヒル(非上場)がTOB(公開買い付け)を行うことを12月10日(金)の株主総会で賛同し、買い付け価格の60円のあたりまでサヤ寄せしているということです。
[参照記事]エフワンが急騰、筆頭株主のTOBでTOB価格にサヤ寄せ - Yahoo!ニュース先週のエフワンの株価は終値ベースで、12月6日47円、12月7日47円、12月8日47円、12月9日46円、12月10日47円と46〜48円を行ったりきたり、先週の出来高も一番少ないときは単位の1,000株、多いときでも35,000株とさほど注目されていませんでしたが、13日14時42分現在で575,000株と急上昇。
本日の値動きに関しては、始値59円〜高値61円と、日中にうなぎ上りになったわけでなく、12月10日から窓を開けた状態での上昇となっています。
IR情報を読んでいると、やはり世界的な景気悪化が否めないのにプラスして、低コスト路線でも国際競争が起こっていることもあり、厳しい状態にあるという認識の一方、海外市場への進出も考えており、上場をしているという現状を維持しながらの海外展開というのは株主にとってリスクを伴う・・・ということが今回のTOBの背景にあるということです。
2010年で株価が60円を超えたことはわずかな期間ですがありましたが、そこからじわりじわりと40円台後半になっていっての今回のTOB。非上場となってからが勝負なのかもしれませんね。
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